2025年7月7日、**ジャパニアス株式会社(東証上場)**は2025年11月期第2四半期(中間期)の決算を発表しました。本記事ではその決算内容をわかりやすく解説し、今後の展望についても触れていきます。
業績ハイライト(2024年12月1日~2025年5月31日)
| 項目 | 金額 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 58.1億円 | +6.5% |
| 営業利益 | 3.46億円 | +30.5% |
| 経常利益 | 4.13億円 | +32.7% |
| 四半期純利益 | 2.72億円 | +34.0% |
| 1株当たり四半期純利益 | 68.69円 | +17.8円 |
売上・利益ともに堅調な成長を維持しており、特に営業利益と経常利益は30%を超える伸びを見せています。
好調の背景|IT人材需要とエンジニア単価の向上
国内経済は一部不安定要因を抱えつつも、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進を背景にIT業界の需要は堅調に推移。生成AIを含む最先端技術の普及に伴い、エンジニア需要が高まっています。
ジャパニアスはその波を捉え、以下の点で成果を出しています:
- 積極的なエンジニア採用と研修強化
- 単価上昇と稼働率の回復により利益率改善
- 人材開発支援助成金や顧客からの手数料収入も収益を後押し
財務状況の健全性
| 指標 | 数値 | 前期比 |
|---|---|---|
| 総資産 | 53.97億円 | +4.5億円 |
| 純資産 | 30.80億円 | +0.84億円 |
| 自己資本比率 | 57.1% | ▼3.4pt |
流動資産の中では現金及び預金が約5.9億円増加する一方、売掛金の減少や短期借入金の増加なども見られました。
なお、**配当金支払額は前年よりやや増加し、中間配当は49円(前年47円)**と株主還元姿勢も維持しています。
キャッシュ・フローの動き
- 営業CF:+5.1億円(前年:+2.1億円)
- 投資CF:▲0.3億円
- 財務CF:+1.1億円
営業活動でのキャッシュ創出力が大きく改善されており、資金繰りは非常に良好です。
今後の業績見通し(通期)
| 指標 | 予想 | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 120.5億円 | +7.5% |
| 営業利益 | 10.4億円 | +9.9% |
| 経常利益 | 11.3億円 | +10.5% |
| 純利益 | 8.0億円 | +10.7% |
| 1株当たり純利益 | 200.81円 | – |
現時点で業績予想に変更はありませんが、エンジニア市場の需給状況やIT投資の動向次第ではさらなる上振れ余地もあると見られます。
まとめ|ITエンジニア需要を追い風にさらなる成長を期待
ジャパニアス株式会社は、先端エンジニアリング事業という特化型ビジネスモデルを武器に、DX時代の中で確実な成長を遂げています。今後も安定した財務体質と人材力を活かし、持続的な企業価値の向上が期待されます。
投資家にとっては、業績と配当の両面から注目度の高い銘柄といえるでしょう。

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